Profile(犬舎情報と自己紹介)

~HORTENSIAの名前の由来~

HORTENSIA(オルテンシア)とはポルトガル語で「紫陽花(アジサイ)」という意味です。
梅雨から夏にかけて、七変化と言われるように、咲いているうちに段段と色が変化していくアジサイ。
(そんなアジサイの原産はやはり日本だそうです。)
北陸の6月は雨ばかりの梅雨、そして梅雨が終われば蒸し暑い夏。
ジメジメした空気に、気持ちまでもが湿っぽくなりそうな季節です。
でもそんな雨の中庭に、見事に咲き誇るアジサイの花。
アジサイだけは雨がとても似合う。(ステキだと思いませんか?)
私はそんなアジサイの花、HORTENSIAが大好きです。
湿っぽい心も癒してくれるアジサイのようになれたら。。。
そんな願いをこめてつけました。




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犬舎について

HORTENSIAは石川県金沢市に始まりました。
当時、我が家は住宅地のど真ん中にあり、ごくごく普通の古い一軒家でした。
金沢の繁華街や兼六園へも足を伸ばせば直ぐで、買い物便利な場所でもありましたが、犬たちにとってはもっと住宅地から離れた
自然の豊かな場所でのびのびと過ごしてもらいことができたら、と移転を計画、2011年の末に移転しました。

現在HORTENSIAは富山県富山市にあります。
富山インターより車で約15分くらいの場所です。
我が家の南隣とお向かえに1件家がありますが、東側は田園の先に立山連峰が一望でき、西側もまた田園に日が沈むのを一望できる、
自然豊かでとてものどかな場所です。

敷地面積は約300坪、建坪は約100坪あります。
我が家に犬舎はありません。

hortensia03.jpg↑ 東側の景色hortensia00.jpg↑ 我が家hortensia01.jpg↑ 西側の景色

犬たちは皆人間(私や家族)と同じ建物の同じ生活空間の中で家族同様に過ごしています。
バックヤードや狭いゲージに長時間犬を閉じ込めたりなども一切しておりません。
我が家は犬との共同生活を目的として建築し、玄関からリビングまで全面タイル張りのワンフロアーで水洗い消毒も可能、
1階のリビングは解放感のある吹き抜け天井が2階のリビングへ繋がり2階に居ても1階の様子が解る造りになっています。

犬たちは日中はリビングのソファーでくつろぎ、一緒にTVを観るなどして、人と犬とが一つの家族として共に、互いの存在を感じながら
毎日を過ごしています。

人と犬との共同生活に、日々の清掃消毒は欠かせない作業の一つであり、それには結果的に毎日何時間も費やすことではありますが、
お互いが安全に気持ちよく過ごすために、とても重要であり、またとても自然なことだと私は感じています。 我が家の犬たちは日々穏やかに、それぞれが思い思いの場所でのんびりと毎日を過ごしています。
日々の生活では出来る限りのストレスフリーを目指していることもあり、犬たちはとても穏やかです。
我が家で一緒にできない犬は一人も居ませんし、本気で喧嘩をすることもありません。
皆とてもとても仲良しです。
寝ている姿は完全に仰向け臍天で、まるで気を失っているのでは?と思うほど熟睡していることもよくあります。
キッチンで食事の支度を始めるとちょっぴりソワソワし始めますが、決して盗み食べをしたり、しつこくおねだりすることはありません。
そして我が家の犬たちは皆とても家族想いで愛情豊か、人が大好きです。
来客があれば、吠えることなく静かにドアが開くのを待ち、笑顔で出迎えます。

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20130302 069.jpg1F ・ リビング
20130302 050.jpgトリミングROOM
20130302 057.jpg室内運動スペース
20130302 059.jpg個室・バリケン部屋(食事&就寝)

繁殖ポリシー

より素晴らしいアフガンハウンドを後世に残すために・・・

当方では子犬を販売してお金儲けをする為の繁殖は一切行っておりません。
より素晴らしいアフガンハウンド゙を後世に残し、多くの方にアフガンハウンドの魅力を伝えたい、そんな気持ちでアフガンハウンドを計画繁殖しています。
スタンダードに元ずく骨格構成であることは勿論、優雅で魅力的かつ確実な歩様、そして心身共に健全であるアフガンハウンドが私の理想であり、
またHORTENSIAの繁殖ポリシーとして日々努力しています。
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お産と子育てについて

お産や子育ては専用の部屋を設けています。

母犬が安心してお産・子育て出来るように、また他からの病気や細菌の侵入感染を防ぐためにも、その部屋へは他の犬や家族以外の人の出入りはしないようにしています。
母犬はお産の数日前から仔犬の離乳までの間その部屋を使用します。
また母子共にその間の健康チェックも毎日欠かさず行っております。そして万が一異常がみられた際には敏速かつ的確な対応ができるように努めています。
仔犬たちは離乳後、最初のワクチン接種を終えた頃から専用のお部屋の外へも出られるようにし、我が家の他の犬たちとも一緒に過ごせるようにしています。

我が家の仔犬たちは全て我が家の家族同様に、家庭的でとても穏やかな環境の中で、大人の子たちの真似をしながら、少しずつ
社会性や人間との共同生活でのルールを身に付けて成長していきます。
ですから、我が家の仔犬たちは皆、それぞれの個性を生かしつつも明るく陽気で、誰とでも仲良くできる大変フレンドリーで人懐こい子に育っています。

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繁殖と交配について

親犬は何より心身ともに健康であることを第一にしています。
性格がシャイな子、噛み癖のある子、気質の荒い子、は繁殖に不向きと考え、交配・出産させることはしていません。
また遺伝性疾患のある犬、噛みあわせの悪い犬、関節形成不全の犬など身体的疾患のある犬での繁殖は絶対にしません。

繁殖は犬種スタンダードを大切にし、犬質向上を心がけ、より良い骨格構成で健康的な気品あるエレガントな犬造りを目指しています。

交配においては、親犬となる犬の血統を考え、先祖がどのような犬で、どのような血筋ラインから生まれた犬かを追求し、母犬となる犬の長所をより良く引き出せる、またより良い仔犬が産まれるように、伸ばしたい点を引きだせると思われる犬を父犬として選んでいます。


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HORTENSIAのアフガンハウンド達

犬社会

我が家には家族(人間)と生活する社会の中に、もう一つの社会(犬社会)があります。
日々の暮らしの中で自然と犬達の間での社会(犬社会)が生まれ、本能的にその中で一番力が強く信頼できる子をリーダーとして尊重し、他の犬達は彼に一目置いている様子です。
リーダーは例えば不信なモノを見た時、すぐさま他の犬たちを自分の後ろへまわらせ、先頭に立って警戒の様子を示します。そして他の犬達はリーダーに従う気持ちがよく感じられます。
また私が居ない時に限っては部外者の進入を許さないところからも、信頼できる番犬となってくれます。

こうして書くと、一見リーダーは怖そうな印象があるかもしれませんが、決して気性が荒かったり、攻撃的であるわけではありません。
全ては愛する家族を守るための行動です。
我が家のリーダーはとっても家族想いです。そして喧嘩が嫌いです。犬達の中で喧嘩が無いのは何よりリーダーのおかげと私は思います。
また、仔犬を守るのもリーダーの務めであり、犬社会の家族の務めでもあるようです。子犬に対しては皆本当に優しいです。勿論力なら当然勝てる相手でも、女の子のワガママや子犬の無邪気さには「とてもかなわない。」といった表情をします(笑)


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躾について

躾については、我が家では「お座り」「お手」などの躾はしていません。
基本的なマナー以外に、「しつけ」と呼べる「しつけ」は行ってないように思います。
しかし、子犬の時に他の犬達と遊ぶことで、人間に噛み付いたりしなくなります。
トイレも他の犬がしている場所の匂いで自然に覚えてするようになります。
無駄吠えも「犬が吠える」ということには何かしらの理由があります。
その理由を回避していれば、自然と無駄に吠えることはありません。
我が家が行っていることは愛情と敬意をもって犬たちと接すること、そして人間に話しかけることと同じように、犬たちに沢山沢山話しかけています。
犬は人間のように言葉を話すことはできませんし、言葉の意味も理解することは難しいですが、
仔犬のころから毎日人と共に生活をし、言葉を聞いていくことで、その言葉に含まれた意味や感情をとても敏感に察知することができるようになります。
それによって彼らは、こちらが話しかければ大体の言葉を理解してくれるようになり、例え「お手」などが出来なくても、意思が伝わらずに困ることはほとんどありません。

「お座り」や「お手」が出来るから、「しつけが出来ている」というわけでは無いと私は思います。
飼い主の命令に従うように「しつける」のでは無く、人間と共存する上での「マナーを教える」ことが大切だと思っています。

我が家に来られた方は皆驚きます。
「こんな所(ごく普通の住宅の一軒家)に、こんなに沢山の犬(又は、こんな大きな犬)と住んでいるのか!」と、、、。
我が家の犬たちは「こうして人間と共存して生活することも充分可能である」と証明してくれているように私は思います。

アフガンハウンドは決して社交的で陽気なイメージのある犬種ではないかもしれませんが、とにかく我が家の犬たちはとてもフレンドリーで愛情深い、とても優しくて、人と触れ合うこと、他の犬達と触れ合うことが大好きな子たちです。
私にとって彼らは「犬を飼っている」というより、「暖かな大家族」です(^^)

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我が家の場合は母犬は離乳を終えると「一休み」といった感じで仔犬から離れて過ごす時間が多くなります。
代わりに、常に他の成犬の一人が子犬の傍から離れずに上手く子犬を誘導し、お腹をみせてそれは上手に遊んであげます。
仔犬がルール違反をした時は、ちゃんと子犬を叱ります。
中々人が子犬をきちんと叱り教えることは難しいことですが、、、とてもよいタイミングでしっかり叱ります。
叱られた子犬は驚いてキャンキャンと悲鳴をあげますが、決して怪我をさせたり、酷く子犬を怖がらせ過剰なショックを与えたりはしません。
子犬の反省を暖かく迎え、すぐに子犬と仲良しに戻ります。
我が家では大体が成人した一番若い子が仔犬のお守り役になっています。
そしてお守り役の子の様子をさらに年上の子たちが見守っています。
このように犬社会では皆で子育てします。

また、犬同士の間でもこんな一面がよく見られます。
ある犬がいけないことをした時、私の怒っている様子を見て、傍にいた犬が私の代わりにその犬を叱ってくれます。
そして私の前でお座りして、お手のしぐさで甘えて「もう怒らないで」と訴えます。
怒られた犬の顔を舐めて慰めるしぐさもよく見られます。


最後に、日常のささいな出来事ですが私が関心していることの1つを書きます。
それは、「おやつの時間」です。
ちゃっかりと、もらうのが上手な子がいます。
1つしかもらえない子、3つももらえた子。くわえていた半分をほかの子に横取りされた子。。。我が家ではいろいろです。
何度も催促する子もいれば、大人の犬の中には1つもらえれば後ろに下がって他の子に譲る子もいます。上手に取れない子のために大人の子が仔犬に取ってあげる様子も見られます。
でも、例え1つも貰えなくても、、、決して喧嘩したりはしません。


などなど、、、書きたいことは沢山ですが、、、
人間社会はどうでしょうか?自分自身はどうでしょうか、、、?
私自身には、なんだか恥ずかしい点があるような気がします。。。

犬とは「なんて暖かい、なんて素晴らしい生き物なんだろう!」と感動します。



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自己紹介

My history

私は祖父母のいるごく平凡な家庭に生まれた5人家族の一人っ子でした。
小学生になり「犬を飼いたい」と言う私に、父は誕生日に1冊の本をプレゼントしてくれました。
その本には「犬のはじまり」と題してあり、狼から犬への歴史がつづられてありました。
「犬を飼いたいならしっかり勉強して、小学校3年生になったら飼おう」父にそう納得させられ、その本を何度も読み返したことが、私の犬との生活のきっかけだったように思います。
そして私が小学校2年生の終わり頃、父は獣医師の友人から紹介してもらったブリーダーさん宅に毎日通って勉強し、ようやく譲り受けた一人の女の子を私にプレゼントしてくれました。
当時1.5キロしかなかった小さな小さなビーグルの女の子でした。
彼女の名前はチャム。一人っ子の私に、妹が出来ました。嬉しいときも悲しいときも、いつも一緒でした。
私は彼女と共に成長し、彼女に沢山のことを教えてもらいました。
平成16年8月30日。彼女は永遠の眠りにつきました。
彼女が居てくれたから、今の私が居る。
沢山の感謝とありがとうの気持ちを込めて、これからの私のウィズドッグライフを「人と犬とがより素晴らしい関係でいれる社会になるように」頑張ることを誓いました。

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名前   しょうだ ひとみ
出身地  富山県富山市
居住地  石川県金沢市→富山県富山市へ
性別    女性
生年月日 1980年(S55年)10月
家族構成 夫・私・娘・犬

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アフガンハウンドとの出会い

私がアフガンハウンドに出会ったのは、とても正直なところ残念ながら劇的なものではありませんでした。
初めて実物を観て触れたのは小学生の時によく通ったドッグショー見学ででした。
ドッグショーに集まる犬はどの子も綺麗で美しく、当時はハスキーが盛んでしたが、アフガンハウンドも居ました。長いコートをなびかせてリンクを走ると、ギャラリーから拍手が沸き、とてもとても優雅だった記憶はあります。またドッグショー以外で私が最初にアフガンハウンドに出会ったのもやはり小学生の頃、愛犬チャムとの散歩の時でした。近所にある会社の社長さんのお宅の愛犬でした。アフガンハウンドは近所でも珍しく、犬好きの私は毎日一緒に散歩ができるように、社長さんのお宅へ通っていました。
しかし、当時の私にとって、アフガンハウンドだけが特別な存在だったわけではなく、犬はどの犬種も可愛く愛しい存在でした。特に存在感あふれる大型犬(グレートデーンやボルゾイ、セントバーナードやグレートピレニーズ、コリーなどなど)が大好きでしたが、他にもブルドッグやシェルティー、スタンダードダックスも好きでした。その頃の私にとってアフガンハウンドは「お金持ちの家にいる犬=美しく優雅な憧れの犬種」止まりでした。

そんな私が初めてアフガンハウンドを迎えたのは学生の時でした。
アパートで一人暮らしをしていた私は、生活の相棒にと愛犬を探していました。
その時に偶然「アフガンハウンドを飼ってみない?」という話がありました。
最初は自信がありませんでした。
犬は大好きでしたが、実際に大型犬を飼うことは初めてでしたし、当時の私にはまだまだアフガンハウンドという犬種の知識は乏しいものでした。
犬種的性質は?お手入れは私にできるかしら?沢山の不安がありました。
しかし、それでも、そのお話は私にとってとても嬉しいものでした。
私は沢山の良き友人達に支えられ、アフガンハウンドを迎えることを決めました。
私のアパートにアフガンがやってきたのは、そんな話があってから1週間後のことでした。
生後10ヶ月のアフガンハウンドの女の子です。
彼女はとびきり愛らしく、とても賢い子で、誰からも愛される子でした。
私は彼女からアフガンハウンドについて沢山のことを学びました。
彼女のおかげで私はアフガンハウンドに魅せられ、その魅力にドップリとハマってしまったのです。



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